製品名 歌舞伎 芸と血筋の熱い裏側
著者名 著:喜熨斗 勝
発売日 2018年12月19日
価格 定価 : 本体1,000円(税別)
ISBN 978-4-06-220939-7
判型 新書
ページ数 240ページ
当代の人気役者たちの、舞台の上では決して見られない、芸と血筋の熱い裏側に迫る。
梨園の序列や格差、裏世界、役者バカの私生活、女たちの役割を、市川猿之助家(澤瀉屋)の一族に生まれ育った歌舞伎研究家・喜熨斗勝(きのしまさる)氏が書き尽くす!
第一章 「海老蔵と花形役者たち」 市川海老蔵 坂東玉三郎 市川中車 松本白鸚・幸四郎・市川染五郎 中村福助・芝翫・児太郎 堀越勸玄 市川團子
第二章 「猿之助と花形役者たち」 市川猿之助 中村獅童 片岡愛之助 中村勘三郎・勘九郎・七之助 尾上菊五郎・菊之助・まほろ
特別講座・ 歌舞伎界の「格付けと格差」 5年後のツートップと最高幹部たち
対談・ 小道具さんが見てきた 「舞台裏と役者の素顔」
第三章 「梨園の女たちは何をしているのか」 御贔屓筋と先輩役者へのご挨拶はマスト 「お上がりやす」を真に受けてはいけない 着物でわかる女たちの格 お祖母ちゃんは特別な存在
第四章 「歌舞伎役者の裏の苦労と私生活」 花街の総見 役者同士の飲み会 験を担いで毎日同じことを 芸の伝授はマンツーマン 24時間いつも役者顔 ファミリーを作る ”役者バカ”をお許しください
名所と史跡を散歩する 浅草 「歴史はこの地で刻まれてきた」
歴史読み物 「出雲の阿国と團十郎の物語」 歌舞伎を生んだ男と女
第五章 「もっと知りたい歌舞伎界のあれこれ 」大向うのしきたりと秘術 とちる役者 外題 辞世の句に見るそれぞれの生き方 本当に舞台で死んだ役者の話 八代目中車の妾宅と本宅 吉右衛門直伝・別れの蕎麦の食べ方
特別対談 「華があり情もある歌舞伎役者たち」 関 容子
歌舞伎年表 阿国の登場から第5期歌舞伎座の開場まで
役者の繋がりが一目でわかる 歌舞伎各家の 「家系図」
喜熨斗(二代目市川小太夫)家の「親子の物語」