まんが社会見学シリーズ　大研究！保険のすべて page 72/132

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70コラム福ふく沢ざわ諭ゆ 吉きち日にっ本ぽんの保ほ険けんの歴れき史し　保ほ 険けんの考かんがえ方かたは古こ 代だいギリシヤ・ローマで生う まれ、17 世せい紀き のイギリスで近きん代だい的てきな損そん害がい保....

70コラム福ふく沢ざわ諭ゆ 吉きち日にっ本ぽんの保ほ険けんの歴れき史し　保ほ 険けんの考かんがえ方かたは古こ 代だいギリシヤ・ローマで生う まれ、17 世せい紀き のイギリスで近きん代だい的てきな損そん害がい保ほ 険けんが始はじまったといわれる。日にっ本ぽんでの保ほ 険けんの歴れき史し は江え戸ど時じ代だいに始はじまり、明めい治じ時じ代だいに最さい初しょの損そん害がい保ほ 険けん会がい社しゃが誕たん生じょうした。　江え戸ど時じ代だい初しょ期き に日にっ本ぽんと中ちゅう国ごくや東とう南なんアジア諸しょ国こくとの間あいだで行おこなわれた朱しゅ印いん船せん貿ぼう易えきでは、「抛なげ金かね」という制せい度ど があった。金きん融ゆう業ぎょう者しゃが航こう海かいごとにお金かねを貸か し出だ し、無ぶ事じに航こう海かいから戻もどってくれば貸か したお金かねと利り 息そくを受う け取とり、船ふねが難なん破ぱ した場ば 合あいはなにも払はらわなくてよいという制せい度ど で、これが日にっ本ぽんにおける損そん害がい保ほ 険けんの原げん型けいといわれている。　江え戸ど時じ代だいの末まっ期き に福ふく沢ざわ諭ゆ 吉きちが書か いた『西せい洋よう旅たび案あん内ない』でヨーロッパの近きん代だい的てきな保ほ 険けん制せい度ど が紹しょう介かいされ、明めい治じ時じ代だいの初しょ期き から海かい上じょう保ほ 険けんの研けん究きゅうが始はじまり、「海かい上じょう請うけ負おい」という、船ふねに積つ まれる貨か 物もつの補ほ 償しょう制せい度ど も行おこなわれるようになる。そして1879（明めい治じ 12）年ねんに「東とう京きょう海かい上じょう保ほ 険けん会がい社しゃ」が設せつ立りつされ、日にっ本ぽんでも近きん代だい的てきな損そん害がい保ほ 険けんが普ふ 及きゅうしていく。9海かい上じょう保ほ険けんの原げん型けいが生うまれる現げん代だいに近ちかい形かたちの保ほ険けんへと進しん化か江え戸ど時じ代だい江え戸ど～明めい治じ時じ代だい