ブックタイトルまんが社会見学シリーズ　大研究！知っておこう！がんのこと

概要

まんが社会見学シリーズ　大研究！知っておこう！がんのこと

しょうに小児がんサポートコラム14こ子とくども特ゆうしょう有のがんを小に児おとながんという。大りょうびょういんかぎほけん療できる病院も限られているので、保険しょう小にとく児がんの特徴しょうちょう小がい会人のがんと比しゃとく社では特くらはっべて発せいりつひくち生率が低く、治べつ別なサポートをしているんだ。にけつえきはっけつびょうあくせいしゅのうしゅよう児がんは、血液のがんといわれる白血病や悪性リンパ腫、脳腫瘍などがいはいこみおとなせいかつある。胃がんや肺がんは子どもには見られないし、大人のがんのように生活しゅうかんげんいんかんがすく習慣が原因と考えられるがんは少ない。アフラックペアレンツハウスしょうにちりょうじかんおおちょうき小児がんは、治療に時間のかかるものが多く、長期間つういんにゅういんひつようちりょうわたって通院や入院が必要になる。つまり、治療をする間せいかつめんべんきょうひつ生活面はもちろん勉強などさまざまなサポートが必要はっせいりつおおちりょうびょうるのだ。とはいえ発生率が多くないから治療できる病院かんにあいだ、ようとないんはかよかずすくとしぶしゅうちゅうびょういん数も少なく、都市部に集中している。そのため、病院に通ちりょうひくわこうつうひしゅくはくひふたんおおうには治療費に加えて、交通費や宿泊費などの負担も大きびょうくなってしまう。アフラックペアレンツハウスは、そんな病きたたかこかぞくちりょうびょういんちかば気と闘う子どもと家族のため、治療できる病院から近い場しょつくしせつぱくえんりよう所に作られた施設で、１泊1000円で利用できるシステムだ。しょう小になんびょうたたかこかぞくひと児がんなどの難病と闘う子どもと家族の「もう一つのわが家や」ちりょうちゅうにっすうむせいげんりよう治療中は日数無制限で利用できるので、もひとやかぞくくう一つのわが家として家族がいっしょに暮らせんもんそうだんおうせる。さらに専門のカウンセラーが相談に応せいしんてきじるなど、精神的なサポートまでしてくれる。しゅくはくしつわしつよういとう宿泊室には和室タイプも用意。お父かあふとんさん、お母さん、きょうだいと、布団ならあんしんねむを並べて、安心して眠ることができる。あへやりようとなり合う部屋をつなげて利用できししゅんきこるコネクティングルーム。思春期の子どくりつせいたもすどもは独立性を保ちながら過ごすことができる。こだいプレイルームには、子どもたちに大にんきおおがたせっちゆかころ人気の大型テレビを設置。床には転んいたそざいしようでも痛くないクッション素材を使用あんぜんはいし、安全にも配りょしている。びょうきたたかこえい病気と闘う子どもたちのために、衛せいめんさいしんちゅうい生面には細心の注意をはらっている。こようせんめんだいプレイルームには子ども用の洗面台をせっち設置している。124